株式会社TJMデザイン(本社・東京都板橋区、社長・田島庸助)は、屋内、屋外兼用の建築向けレーザー基準出し器「タジマ ローテーティングレーザー315H」(商品名)を2020年1月7日から全国の金物店、ホームセンターで順次発売します。
  本製品のメーカー希望小売価格は、デジタル受光器付159,600円(+消費税)、スタンダード受光器付137,800円(+消費税)です。
本製品は、本来測量用であるローテーティングレーザーの機能の中から建築向けに必要かつ十分な機能を選択して搭載することで測量用より価格を約2分の1※にした点が特長です。(これまで建築技術者は基礎から棟上げまでの間、ローテーティングレーザーをレンタルするなどして使用することがしばしばですが、基準出し器は自前で保有したいというニーズが強くありました)
※標準的なローテーティングレーザーとの小売価格比較
    本製品の基本的な機能は、屋内外の水平レーザーラインを360度照射し、このラインを受光器でキャッチして精度の高い基準出しを行います。可視赤色レーザー光を光源に採用しているため視認性を向上しました。
建築向け機器としての配慮機能として、戸建ての現場ではすぐヨコに一般の人が通行する場合もあり、本製品は万が一目に光が入っても安心なレーザー安全クラス1を採用しました。また、建築工事は天候のいかんに関わらず行われることがあることから、本製品は防塵性能6等級(耐じん形:粉塵が内部に侵入しない)、防水性能6等級(耐水形:いかなる方向からの水の強い直接噴流によっても有害な影響をうけない)テストをクリア。厳しい環境下でも安心して使用できます。
| 本 体 | TRL-315H | 
|---|---|
| 出射光光源 | 可視半導体レーザー※ | 
| ビーム回転数 | 600rpm | 
| レーザー安全クラス | クラス1 | 
| 水平精度 | ±15″(±2.2mm/30m) | 
| 測定範囲 | 直径 約2m~600m(TRL-DRCV 使用時) 直径 約2m~500m(TRL-RCV 使用時)  | 
      
| 自動整準範囲 | ±5° | 
| 自動整準範囲外警告 | 本体 LED で警告 | 
| 防塵・防水性能 | 保護等級 IP66(耐じん形・耐水形) | 
| 使用温度範囲 | -5℃~+45℃ | 
| 電源 | 単2形アルカリ乾電池4本 | 
| 使用時間 | 約40時間 | 
| 外形寸法(タテ×ヨコ×タカサ) | 180 × 198 × 200mm | 
| 重量 | 約1,800g(電池含む) | 
| 付属受光器 | デジタル受光器 TRL-DRCV | スタンダード受光器 TRL-RCV | 
|---|---|---|
| 表示切替 | 4 段階(1mm/2mm/5mm/10mm) | 2 段階(高/低) | 
| 防塵・防水性能 | IP54 | IP54 | 
| 使用温度範囲 | -5℃~+45℃ | -5℃~+45℃ | 
| 電源 | 単3形アルカリ乾電池2本 | 単3形アルカリ乾電池2本 | 
| 使用時間 | 約24時間 | 約24時間 | 
| 外形寸法(タテ×ヨコ×アツサ) | 161 × 72 × 31mm | 157 × 70× 26mm | 
| 重量 | 約345g(電池含む) | 約265g(電池含む) |